賃貸 VS 売買 | 松山市の不動産のことなら日本エイジェント
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賃貸 VS 売買
2017-04-21
こんにちは。売買担当のたなかっちです。
タイトルの内容は今までテレビや雑誌などでよく見かけたかと思います。
今回はポイントを絞ってお伝えできればと思います。
テーマ:後に何が残る?
賃貸の場合は、間取りや立地などで賃料がかわります。借りるグレードを調整することで、身の丈にあった金額で借りれます。ただし、何十年経っても資産として残ることはありません。
売買の場合は、住宅ローンを組んでそのローン返済額が毎月の金額です。後から変更することは繰上返済等をしない限りできません。はじめに設定を間違えたら、地獄のローン生活です。ここで間違えた方が売却の相談で来られるケースを私は見てきました。
ローンの返済が終わった後を考えてみてください。若いときに頑張ってローンを返してしまえば、あとは維持管理だけです。ローンはなくなるわけですから、基本は毎月住宅費ゼロになるわけです。(維持管理も大変ではありますが、ここについてはまた今度話しましょう。)
賃貸の方では、身の丈にあった借り方をしていても、ずっと借りるための金額は発生します。ゼロにはなりません。
さらに購入の場合は、土地・建物の資産が残ります。建物は減価償却が終われば価値はゼロと言われますが、土地はゼロにはなりません。
例:新築注文住宅を30歳の時に3000万円(土地1200万・建物1800万)で住宅ローンを組んだとします。その返済を35年後の65歳で完済しました。建物は築35年です。途中で外壁塗装や内装リフォームをしたとしても、価値としてはほぼゼロとしましょう。しかし、土地があります。1200万円だった土地の評価が1000万まで下がったとしても、1000万円の資産は残ります。賃貸では不動産についての資産はゼロですが、購入の場合は1000万円残りました。
1000万円貯金するって大変ですよね?
買い VS 借り の見方は色々ですが、1つの見方を説明させて頂きました。若いうちに苦労しましょう。
テーマ名
ページ作成日 2017-04-21